by Tan Chew Keong タン チュー ケオン
Release Date: 2008-04-27
[en] [jp]
概要
E-POST Mail
Server の POP3
サーバーには、パスワード漏えいの脆弱性が存在します。悪意のある人は、この脆弱性を利用しメールユーザー
の POP3/APOP パスワードを取ることができます。
問題を確認したバージョン
問題
E-POST Mail Server の POP3
サーバーには、パスワード漏えいの脆弱性が存在します。悪意のある人は、この脆弱性を利用しメールユーザー
の POP3/APOP パスワードを取ることができます。
遠隔の攻撃者が E-POST Mail Server の POP3 サーバーにいくつか悪意のある
APOP
コマンドを送ったら、POP3 サーバーはメールユーザー
の POP3 パスワードを見せさせられました。この脆弱性が、E-Post Mail Server の EPSTPOP3S.EXE
バージョン
4.22
で存在します。
下記の画面は、パスワード漏えいの脆弱性を示す。POP3 サーバーは遠隔の攻撃者に testuser1
ユーザーの topsecret123 パスワードを見せました。
脆弱性のテスト
脆弱性のテスト方法はベンダーに送りました。
対策
EPSTPOP3S.EXE Version 4.23 へのバージョンアップをしてください。修正版のダ
ウンロード。ベンダーに公開される脆弱性の情報はこ
ちらです。
発見と報告の経緯
2008年04月17日 - 脆弱性の発見。
2008年04月17日 - ベンダーに報告しました。
2008年04月18日 - ベンダーから答えを受け取りました。
2008年04月18日 - ベンダーに脆弱性のテスト方法を送りました。
2008年04月22日 - ベンダーは脆弱性を公開しました。
2008年04月22日 - ベンダーのウェブサイトから新しいインストール一ファイルをダウンロードして、テストして、脆弱性の修正の確証を得た。新し
いインストール一ファイルの EPSTPOP3S.EXE は、バージョン 4.23 になりました。
2008年04月27日 - 本脆弱性の公開。